●地元・埼玉にこだわる
わが社は、社名こそ東京ウインナー(株)で、東京を冠にいただいていますが、設立2年目には、いまある埼玉県川口市に移転し、すでに40年の時を越えました。
この地域の中で育まれてきた必然とでもいいましょうか、埼玉県にはただならぬ愛着があり、当初、このサイトも(財)埼玉県中小企業振興公社が運営するショッピングモール、ハイ・アメニティ・モールの1店舗として誕生したのです。
ウインナーといえば豚ですが、埼玉県では養豚が盛んに行われており、その品質にも定評があるものが多いのです。県としても積極的にこれを支援し、「サキタマ豚」という改良品種の浸透を図っています。
わが社も、国産といってもせっかくならぜひ地元の豚にもっとウエイトを置いていけないかと思案していたのでした。
●羽生市とつながる
最初に同じ埼玉県のはるか北部に位置する羽生市の方からお話があったのは、昨年、2003年の初夏のことです。わが社のことを知り、関心をもたれ、連絡をくださったのです。
羽生市では自然豊かな街で、周囲に大きな農業地帯を擁し、さまざまな農産物が生産されています。市ではそんな農産物を基にした観光・町おこしを行っており、キヤッセ羽生(羽生市三田ヶ谷農林公園)というすばらしい施設もあり、そこには地ビールのレストランまであります。
そんな中で、わが社のウインナーをうまく活用できないかとお考えになったようです。
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7月にはわが社に直接足を運んでくださって、あれこれ話をしているうちに出てきたのが、羽生市の特産品「モロヘイヤ」です。
●モロヘイヤという野菜
ご存知の方も多いかもしれませんが、モロヘイヤはエジプトが原産で、「王様の野菜」とも呼ばれています。日本では最近ようやく身近になってきたという感じですが、粘りのある食感と独特の甘みで、人気も高い葉野菜です。
栄養価も高く、カロチン・カルシウム・ビタミンC・K・鉄分が豊富に含まれています。あの粘りはムチンという成分によるもので、糖尿病の予防などに効果大なのだそう。
このモロヘイヤをわが社の粗挽きウインナーに入れてはどうかという話になりました。もちろん他でも見たことも味わったこともない組み合わせです。さてさてどうなることか…。さっそく試作してみようということになりました。(続く)

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